マイケル・ケイン「出演作で一番幸せな映画だった」俳優人生最後に贈る感動の実話 映画『2度目のはなればなれ』
名優マイケル・ケインが俳優人生最後に贈る感動の実話、映画『2度目のはなればなれ』の最新特別映像が公開された。 互いに2度のオスカー受賞という快挙を果たした名優マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンが『愛と哀しみのエリザベス以来50年ぶり2度目の共演、2度目の夫婦役を演じ話題になり、本国イギリスで興行収入10億円超えの大ヒットを記録した本作。グレンダは映画公開前の2023年6月15日に輝かしい女優人生に幕を閉じ、そして、マイケルも本作をもって華麗なる俳優人生に幕を下ろすこととなった。 名優2人の最後の共演となる本作は、89歳の退役軍人が、ノルマンディ上陸作戦70年記念式典に参加するために老人ホームを抜け出した実話を基にした作品。 この度公開された特別映像では、マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンらキャストやスタッフが本作で描かれた“愛”について語る。本作が最後の長編映画となったグレンダ・ジャクソンは「レネは幸運な女性。だって心から愛せる男性に出会い、心から愛されたのだから」と話す。その言葉通り幸せな結婚生活を送ってきた夫婦バーニーとレネ。しかし、バーニーには愛する妻と再び“はなればなれ”になっても成し遂げたい、向き合うべき過去があった。 若き日のレネを演じたローラ・マーカスは「壮大でありながらロマンチックで親密」、介護士・アデル役のダニエル・ビタリスも「誰もが人生で手に入れたい愛。永遠の愛」とバーニーとレネの不朽の愛に感銘を受けた様子。バーニー役のマイケル・ケインは、本作について「出演作で一番幸せな映画だった。現場は楽しくてね」と振り返り、引退作品として最高の現場だったと語っている。 映画『2度目のはなればなれ』は、2024年10月11日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部