奄美群島の魅力PR 観光物産協会が東京で旅行説明会 福岡、大阪でも開催
奄美群島観光物産協会(代表理事・安田壮平奄美市長)は10月25日、東京都内のホテルで「奄美群島旅行説明会・個別相談会」を開いた。参加した旅行会社や運輸機関に向け、各島の「シマコーディネーター」が群島の魅力をPR。ツアー商品の造成や誘客への協力を呼び掛けた。 説明会は奄美群島振興交付金を活用し、東京、大阪、福岡で毎年開催している。今回の東京会場には旅行会社19社33人、運輸機関4社13人が参加し、地元側は事務局含め33人が出席した。 会に先立ち、同協会の代表理事があいさつ。観光部の榮野知美さんが奄美群島の概要を説明した。続いて各島のシマコーディネーターが登壇し、「共感×学ぶ旅」をテーマに写真や動画を使ってお勧めスポットやモデルコース、助成事業などを紹介した。 全体の説明会後は、島ごとに設けたブースで個別相談に応じ、黒糖焼酎や沖永良部のイセエビ、ヨロンアイランドビーフなどの特産品を堪能しながら情報交換会を開催。参加者からは「勉強になった」「食事がおいしかったのでぜひ現地に行って食べたい」といった声が寄せられた。 同協会の榮野さんは「東京会場は例年より多くの参加をいただき、奄美群島に対する興味が高まっていると感じる。今後もプレゼンのテーマも変えながら情報提供を続けたい」と話した。 主催側によると、21日の福岡会場は旅行会社・運輸機関計20社33人、23日の大阪会場には計18社30人が参加した。