無人機攻撃、93%を迎撃 大統領「防空態勢が作動」
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は16日の声明で、ロシアは今週、イラン製無人機「シャヘド」112機で攻撃してきたが、このうち約93%に当たる104機を迎撃したと明らかにした。欧米から供与された防空システムが「完璧に作動している」と強調した。 ロシアは最近、無人機や弾道ミサイルなどによって首都キーウ(キエフ)を含む都市部への攻撃を強めている。冬季のインフラ攻撃を本格化させたとの見方が出ている。 ウクライナ空軍は16日、15日夜から16日朝にかけて、シャヘド31機がロシアの3地点から飛来し、うち30機を北部キーウ州、東部ドニエプロペトロフスク州、南部のヘルソン州、ザポロジエ州などで撃墜したと発表した。