【ヤクルト】逃げ切り失敗で延長12回ドロー 高津臣吾監督「今いるメンバーで全力で戦った結果」
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト3―3ロッテ=延長12回=(29日・神宮) ヤクルトは延長12回の激闘の末、今季3度目の引き分けとなった。 【写真】29年ぶりの始球式で豪快フォーム披露した内田有紀 3―2の9回に守護神・石山泰稚投手が代打・ポランコに同点打を浴びて逃げ切りに失敗した。 高津臣吾監督は「よく頑張ったと思います。勝ちも負けもつかず引き分けだったですけど、それぞれ難しい場面で持ち味出して、気持ちを出してよく頑張ったんじゃないかなと思います。今いるメンバーで全力で戦った結果です」と投手陣の奮投ぶりをたたえた。 一方の打線は初回に村上の適時打で幸先よく先攻したが、終盤の好機で決定打が出なかった。指揮官は「タイムリーもあったし、先頭でノリ(青木)がヒットで出たり、効果的なヒットはあったんですけど、中盤、終盤にかかるにつれてあと1本が出なかったですね」と、もう一押しが足りなかった点を悔やんでいた。
報知新聞社