嵐の二宮和也、X一時休止も、イベント中に見えた変わらない優しさ
嵐の二宮和也が6日、都内で行われたABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ―闇を生きる獣たち―」(7日放送開始)の放送前日プレミアイベントに、主演の桐谷健太らと登壇した。 黒色のジャケットを着用した二宮は、共演者と共にレッドカーペットをかっ歩。登場の際には、生配信されたカメラに笑顔を向けるなど和やかな雰囲気を醸し出した。 今月1日。一部報道で、一般人である家族との写真を掲載され、感情をあらわにした。X上で「到底理解出来るものではありません」と抗議し、「負の感情しか生まれてこない」と、Xを休止させた。その後、所属事務所「オフィスにの」も公式サイトで、同報道に厳重抗議する声明を発表した。 3日にデビュー25周年を迎えた後、そしてX休止後初の公の場となったこの日、その姿が注目された。桐谷が「(二宮は)冷たい炎を表現できる数少ない俳優さん。ニノが出ない未来は考えられなかった。親密になれて感謝でいっぱい。大好き、大好きです」と言うと、二宮も「(桐谷は)本当に優しい。乱闘シーンでは、僕が吹っ飛ぶ所の尖った石をどかしてくれて」と相思相愛ぶりを披露。その後も、座長の桐谷を尊重するスタンスを保ちつつ、「こういう作品のジャンル、一定数苦手な方もいると思うんですけど、目にしたくなくても、目がいってしまう作品」と丁寧に呼びかけることも忘れなかった。 終始和やかな雰囲気だったが、色々なことがある中で「いつも通りの笑顔と、振る舞いでした」と、軽々しくは記せない。それでもイベント終了直前、記者に気づいたニノが、パッと右手を挙げ、笑顔を向けてくれた。その変わらないしぐさと優しさに、ただ、ただ、安堵(あんど)した。(田中 雄己)
報知新聞社