U―23日本代表DF西尾隆矢「チームの力になれることを精いっぱいやる」3戦出場停止を経て、準決勝イラク戦から出場可能に
【ドーハ(カタール) 27日=後藤亮太】8大会連続12度目の五輪出場に王手をかけたU―23日本代表が、29日午後8時半(日本時間30日午前2時半)から行われる準決勝イラク戦に向けて午後8時から練習を行った。 1次リーグ(L)初戦の中国戦(1〇0)で左肘を振ったプレーがVARの末レッドカードと判定されて退場となり、第2戦から3試合の出場停止処分が下されていたDF西尾隆矢は、準決勝から出場可能となる。 この日の練習後の取材では、仲間が「隆矢のために」と言っていた話題を振られ、「自分のところにも届いていましたし、みんなが早く戻ってきてくれと言ってくれましたし、本当にありがたいな、ぜいたくなところにいるなと改めて感じました。だからこそ、今、自分が出来ることをやり続けないといけないと思いました。そこは本当に感謝の言葉だけです」と話した。 パリ五輪切符の懸かった準決勝の向けて「次からはメンバーに入れるので、チームの力になれることを精いっぱいやって、パリ(五輪)を決めたいなと思います」と意気込んだ。
報知新聞社