“性別にとらわれない” YouTuber・とうあ、自身の経験を通して「一人でも救われる子がいれば」
日テレNEWS NNN
Z世代を中心に人気を博しているYouTuber・とうあさん(22)が、東京・渋谷でイベントを開催。その裏側に密着し、活動する上で大切にしている思いを伺いました。 とうあさんは、性別にとらわれない自由なビジュアルや考え方をもとに、歌手やモデル、アパレルブランドの立ち上げなどと幅広く活動し、 “ありのままの自分”を発信し続けています。『Toua(とうあ)』名義でリリースしたアルバムを記念して、11月26日に東京・渋谷で開催された『Toua 1st EP「I am I」リリースイベント』では、自身の経験を通して制作した『I am I』や『MY Routine』などを披露し、会場の多くのファンを魅了しました。 イベント当日、開演の3時間前に会場入りした、Touaさん。メイクは自分を表現するモノの1つということで「どのメイクさんにお願いするときも目元の部分だけは自分でメイクすることが多い」と、こだわりを明かしながら、本番へ向け準備を進めます。 今回のアルバムに収録されている楽曲について聞くと、Touaさんは“これまでの経験から歌詞を制作した”と明かし「このアルバムを通して、自己愛とか自分を大切にすることとか自分らしくすることの大切さとか、本当に意味をわかってもらいたくて」と作品に込めた思いを語りました。 さらに、YouTubeだけではなく歌手としても活動を始めたワケを聞くと「やっぱりYouTubeって私のことを好きな人は見てくれるけど、不特定多数の人には届かないんです。自分で見ようと思わないといけないから。でも、音楽って街中どこでも流れてるし、より多くの人に自分の思いとか考えを伝えたいなと思って」と、音楽という形で自身の思いを伝えていきたいといいます。 そして、そんな楽曲を通じて“伝えたい思い”について「やっぱり、“自分らしくいるって本当にすごいことなんだよ”って。小学校の頃に母親から教えてもらって、それがいいことって気づいてからすごく明るくなったというか、楽になったので。それをみんなにも伝えて、何か一人でも救われる子がいればいいなって思って戦っています」と笑顔を見せました。
■ファンから見た、Touaの魅力「私ってやっぱりこれで正解なんだって」
“今の自分がいたい自分”であることを貫いているTouaさん。自己探求を続ける姿も、人気の1つとなっています。20代のイベント来場者は「性別とかにとらわれずに、自分の思うままに生きている感じが好き」と、Touaさんの魅力について明かしました。 さらに、高校生の頃から、Touaさんのファンだという20代の来場者は、「悩みも含めて長所にしている自分を貫く強さにすごくひかれて。Touaさんを見たときに、“私ってやっぱりこれで正解なんだ”って。友達ではないんですけど親近感が湧くような大切な存在ですね」と語りました。