大泉洋、宮藤官九郎に“バカにされている”と思った瞬間とは? 集まった学生から鋭い質問も
集まった学生から“一番聞かれたくないこと”を聞かれた大泉洋
この日の試写会・会見には、大学生・大学院生も参加。集まった学生から「どんな役も安定感抜群に演じられていると感じるのですが、役を演じる上で大切にしていることは?」と質問されると、大泉は「いや、一番怖いことを聞かれました。一番聞かれたくないこと聞かれましたね」と言い、会場を笑わせる。その後、空気を一変させ「ドラマ・映画の現場へ行くと、我々は俳優部って言われるわけです。そして、そこには撮影部や照明部の方もいて、そういう方々と作り上げる総合芸術だと思うんです」と持論を展開。「だからこそ、自分の中で役を固めすぎないように、自分が作った世界観に固執してしまわないように、1度現場に入る前に全部忘れるようにしています。みんなが作ってくれたものを取り入れて、表現できたらいいなという想いが常にあるんです」と真剣に回答していた。 また、現在就職活動中だという学生からは「自分のことを相手に伝えることが苦手。自分をアピールするために、どんなことをしていますか?」と質問される場面も。これに対して、大泉は「私は目の前にいる人を笑わせたいとしか思ったことがないんですよね。もしも仮にスピルバーグの前に立っても、笑わせようとしちゃいます」とコメント。「自分でも、どうしてここまで人を笑わせたいのか、滑るリスクを取るのかはわかんないですけどね」と言い、学生たちの笑いを誘った。 学生たちと直接話し、和気あいあいとした空気感の中で進んで行った今回の会見。最後には「いよいよ明日21時放送です。宮藤さんの軽やかな脚本とともに笑って、考えたくなる作品になっていると思います。ぜひとも大切な方とテレビの前で、ご覧ください」とアピールした。
於ありさ