消防士になれるのは男の子だけ? バービーが伝えるメッセージ「あなたは何にだってなれる」
ほかにも、自分の“なりたい”と向き合い、実際に夢をかなえた人たちへのインタビューの展示や、様々な職業が記載されたオリジナル名刺の中から、なりたいと思ったものを選び、そこに自分の名前を載せることができる体験などを通して、職業について多くの選択肢があることが実感できます。
■1歳や2歳の女の子や、就活を控え職業について考える来場者も
音楽の先生になりたいという2歳の娘と来場した母親は、展示について「昔は女性は営業職ですらできない時代だったから、小さい時からいろんな職業の幅を見いだせることができるのはいい。今の時代ならではだなと思います」と語り、1歳の娘と来場した夫婦は「政治家って男の人だと思うかという展示もあったんですけど、たしかにそういうの(バイアス)もあったなと思って、この子が大きくなった時にはそういうイメージがなくなっているといいなと思いました。将来、性別関係なく好きなことができるようになればいいなと思っています」と語りました。
「自分のなりたいものなんだろうと思って来ました」と語る20歳の2人組は、就活を控えているといい「自分が知らない職業とかもあって、本当に何にでもなれそうな気持ちになって楽しく見ることができました」と語り「子供たちがいろんな職業に就けるんだよって知れる機会って、いいなって。男女関係なく、いろんな夢が広がっているんじゃないかな」と笑顔を見せました。