坪単価「9万5000円」の土地を買って新築を建てたいです。「40坪」の土地と「72坪」の土地ではどれくらい金額に差が出ますか?
坪単価が同じ場合、土地が広いほど購入費用はかさみます。具体的に40坪の土地と72坪の土地ではどのくらいの金額差があるのかを確認していきましょう。 また、新築を建てる際は、土地の購入以外にも建築費用が必要です。新築住宅を建てる際にかかる費用を抑えるポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
土地の代金は広さが違うといくら変わる?
新築住宅を建てようと考えたとき、最初に手をつけるのは土地の購入です。土地の坪単価が同じ場合を考えて、購入する土地の広さの違いによりどのくらい購入費用に差が発生するかを見ていきましょう。 今回は、坪単価を9万5000円に設定して、それぞれの広さでの購入費用を計算します。 ◆坪単価9万5000円で40坪の場合 40坪の土地を購入する場合の費用は以下の通りです。 ・9万5000円/坪×40坪=380万円 ◆坪単価9万5000円で72坪の場合 72坪の土地を購入する場合の費用は以下の通りです。 ・9万5000円/坪×72坪=684万円 坪の広さの違いで、約300万円の費用差が発生しました。 ◆土地代とは別に住宅を建てる費用が必要 土地を購入しただけでその場所に住めるわけではありません。土地の上に住宅を建てる必要があります。住宅を建てる費用は、住宅の大きさや面積、間取り、設備などさまざまな要素によって大きく変動します。 そのため、新築住宅を建てるコストを抑えたい場合は、土地の坪単価だけではなく、その後に建てる住宅そのものの費用を抑える工夫が必要です。
固定資産税は土地を持っているだけで発生する
土地を所有していると固定資産税が発生します。毎年1月1日に土地の所有者に対して課税される税金で税率は1.4%です。住宅そのものを建てる前でも、土地を所有していれば発生します。 ◆土地の固定資産税を安くするポイント 土地に物件を建てることで固定資産税の軽減措置が適用されます。物件を建てると固定資産税は大幅に減額されるので、土地を購入したら早めに物件を建てられるよう計画を立てましょう。 物件を建てると土地と物件の両方が課税対象ですが、軽減措置が適用されるため、土地だけを所有している場合より固定資産税が安くなることを覚えておきましょう。