センバツ2024 喜びの星稜、航空石川、敦賀気比(その2止) 学校プロフィル /石川
◆北陸勢、聖地で活躍を ◇星稜(石川) OBにヤクルト奥川 1962年創立の私立校。建学の精神に「誠実にして社会に役立つ人間の育成」を掲げる。難関大進学を目指すAコース、部活動で全国レベルの成績を残しつつ進学を目指すPコースなどがある。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 野球部も62年創部で、甲子園には春夏合わせて過去37回出場した。夏は95年と2019年に準優勝しているが、春は8強(22年など4回)が最高成績。サッカー部は全国高校選手権大会制覇の経験がある。 卒業生に元プロ野球選手の松井秀喜さん(米ヤンキースなど)、奥川恭伸投手(ヤクルト)、元サッカー日本代表の本田圭佑さんら。 24年1月現在の全校生徒は1615人(男780人、女835人)。金沢市小坂町南206(076・252・2237)。 ◇敦賀気比(福井) 県勢初、甲子園V 1986年に創立された共学の私立校。88年に付属中学を設立した。普通科のみで特別進学コース、進学コース、教養コースがある。校訓は「時習・自律・慈愛」。 硬式野球部は学校創立の86年創部。2015年センバツで北陸勢として初の全国制覇を果たした。夏の甲子園最高成績は95年と14年の4強。吉田正尚選手(米レッドソックス)や山崎颯一郎投手(オリックス)、西川龍馬選手(同)ら野球界で活躍するOBを多数輩出している。駅伝部や男子硬式テニス部、レスリング部も全国大会の常連だ。 24年1月現在の高校の生徒数は661人(男子336人、女子325人)。福井県敦賀市沓見164の1(0770・24・2150)。 ◇日本航空石川 空港隣地に校舎 2003年、能登空港(石川県輪島市)の隣地に日本航空第二として創立し、09年に現校名に改称した。航空科内に普通科と航空工学コースがあり、パイロットやエンジニアなど航空業界を目指す生徒が全国から集まる。 野球部も03年創部で、甲子園には過去春夏計4回出場。18年春にチーム最高成績の8強入りを果たした。出場予定だった20年春は新型コロナウイルス禍で大会中止となった。 主なOBに角中勝也選手(ロッテ)、内藤鵬選手(オリックス)ら。ラグビー部も強豪として知られる。 23年12月現在の生徒数は541人(男子367人、女子174人)。石川県輪島市三井町洲衛9部27の7(0768・26・2255)。 ……………………………………………………………………………………………………… ◇星稜(石川) 昨秋の対戦成績 <秋季石川県大会> ▽2回戦 6―2金沢龍谷 ▽3回戦 12―0大聖寺実 (五回コールド) ▽準々決勝 8―1金沢 (七回コールド) ▽準決勝 5―3金沢学院大付 ▽決勝 6―5日本航空石川 (延長十一回、十回からタイブレーク) <秋季北信越地区大会> ▽1回戦 9―3松商学園 ▽準々決勝 10―0敦賀 (五回コールド) ▽準決勝 6―1北陸 ▽決勝 1―0敦賀気比 (延長十回、十回からタイブレーク) <明治神宮大会> ▽1回戦 7―6広陵 ▽準々決勝 3―2青森山田 ▽準決勝 15―3豊川 (五回コールド) ▽決勝 3―1作新学院 (13試合13勝0敗) ……………………………………………………………………………………………………… ◇敦賀気比(福井) 昨秋の対戦成績 <秋季福井県大会> ▽1回戦 10―0福井農林 (五回コールド) ▽2回戦 8―1福井工大福井 ▽準々決勝 10-0鯖江 (六回コールド) ▽準決勝 6―7北陸 (延長十回、十回からタイブレーク) ▽3位決定戦 8―2敦賀 <秋季北信越大会> ▽1回戦 5―1上田西 ▽準々決勝 11―5帝京長岡 (延長十回、十回からタイブレーク) ▽準決勝 4―3日本航空石川 (延長十回、十回からタイブレーク) ▽決勝 0―1星稜 (延長十回、十回からタイブレーク) (9試合7勝2敗) ……………………………………………………………………………………………………… ◇日本航空石川 昨秋の対戦成績 <秋季石川県大会> ▽2回戦 7―3北陸学院 ▽3回戦 11―1金沢泉丘 (五回コールド) ▽準々決勝 6―1輪島 ▽準決勝 3―2小松大谷 ▽決勝 5―6星稜 (延長十一回、十回からタイブレーク) <秋季北信越地区大会> ▽1回戦 3―1福井商 ▽準々決勝 13―6関根学園 (七回コールド) ▽準決勝 3―4敦賀気比 (延長十回、十回からタイブレーク) (8試合6勝2敗)