【カンボジア】精米輸出額、1~5月は14%増
カンボジア・コメ連盟(CRF)によると、2024年1~5月の精米の輸出量は前年同期比9%増の30万2,592トン、輸出額は同15%増の2億1,900万米ドル(約344億円)だった。クメール・タイムズ(電子版)が8日伝えた。 輸出品目は、香り米、長粒白米、パーボイルドライス(精米前に蒸して乾燥させたコメ)、有機米など。香り米が全体の71%を占めた。 精米は貿易業者48社を通じて、63カ国・地域に輸出された。仕向け先別では、欧州連合(EU)が13万6,528トン(輸出額1億400万米ドル)、中国が7万3,322トン(同4,600万米ドル)、東南アジア諸国連合(ASEAN)が6万5,412トン(4,600万米ドル)、その他が2万7,330トン(2,290万米ドル)だった。 籾(もみ)の輸出量は244万トン、輸出額は7億1,000万米ドルだった。 CRFは、25年までに精米の輸出量を年間100万トンに引き上げる目標を掲げている。