TARAKOさん“最期のまる子”音声を初公開 重い病も気丈に振る舞う
17日放送のフジテレビ系『星になったスターたち』(後7:00)では、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子を34年以上演じた、声優のTARAKOさんを偲んだ。 【写真】TARAKOさんに感謝 まる子ファミリーが「おどるポンポコリン」 昨年11月、突如体調を崩したTARAKOさんは病院に向かったところ、ある重い病であることが判明。すぐに入院生活を余儀なくされ、立ち上がることもままならない状態となった。それでも仕事関係者の前では「大丈夫!歩けないだけだから」と心配をかけないように、明るく振る舞っていたという。 病状が改善せず、今年2月には「本当に迷惑なのは百も承知でお願いなんだけど、病室で収録させてもらえないかしら」と提案していた。番組では、亡くなる直前に収録するも放送されなかった“TARAKOさん最期のまる子の音声”が残されていたことも明らかに。幻の音声を同番組で初公開となり、予告コメントとして「丸尾くん、勝負ってあんな強そうな子とケンカしたら、タダじゃすまないよ…」などとの声が紹介された。 『星になったスターたち』は、今年亡くなった人たちの「功績」と「人柄」を振り返り、故人をしのぶヒューマン・ドキュメント・バラエティー。同局に眠る貴重なアーカイブ素材に加え、関係者からの貴重なエピソードなどで振り返り、今もなお視聴者の心に刻まれる故人の人生に改めて光を当てる。進行は上垣皓太朗アナウンサーが務める。