USJで英国少年合唱団リベラが真夏のクリスマスコンサート
USJで英国少年合唱団リベラが真夏のクリスマスコンサート THE PAGE大阪
奇跡の3オクターブが大阪で──。大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで5日、英国少年合唱団「Libera(リベラ)」が1日限りの真夏のコンサートを開催。同合唱団はUSJのクリスマスCM曲でも知られており、猛暑日を観測した大阪で、コンサート会場だけは3オクターブの歌声が清涼感を広めた。
「奇跡の3オクターブ」と言われる歌声響く
リベラは、イギリスやサウスロンドンに住む7~18歳までの少年からオーディションで選抜結成されるボーイ・ソプラノによるユニット。独自な方法でリベラヴォイスを育成しているという。 コンサート会場では、会場全体にステンドグラスの映像が投影され、USJとは思えない空間に包まれた中、リベラが登場。天使のような白いローブ姿で「Joy to The World(もろびとこぞりて)」といった、だれもが知っているクリスマスソングを披露した。 同日の大阪は正午までに猛暑日を観測するほどの暑さだったが、400人ものファンが集まった会場だけはクリスマスの雰囲気に。「奇跡の3オクターブ」と言われる歌声が響きわたるごとに、ファンの拍手は増していった。
日本人の両親を持つメンバーもあいさつ
そんな同合唱団には1人、日本人の両親を持つメンバー忍久保太一くん(9)も在籍する。忍久保くんは途中、団員を代表して日本語であいさつ。メンバーの言葉も通訳して披露するなどし、会場から大きな拍手が贈られていた。 そして、USJのクリスマスCMで起用された「生命(いのち)の奇跡」も披露。ファンらは真夏に歌われるどこよりも早いクリスマスソングに酔いしれていた。