「ショウヘイが苦しんでいた話を覚えている?」大谷翔平のチャンスでの“変貌”に現地も驚愕! 早くも「2024年MVP?」の声も
ドジャースの大谷翔平が現地時間5月21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムでのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で出場。チームは3-7で敗れたものの、自身は4打数2安打1打点2盗塁という成績で存在感を発揮した。 【動画】勝負強さを発揮!大谷翔平が右前適時打を放つシーン 初回の第1打席は136キロのスライダーに空振り三振に倒れたが、0-2と2点を追う4回の第2打席では、チーム初安打となる左翼線への二塁打を放って出塁すると、すかさず三盗を決めて今季12個目の盗塁をマークした。これが捕手の悪送球を誘発して本塁に生還し、1-2とした。 6回の第3打席は一死三塁という得点圏で打席へ向かうと、カウント2ボールからチェンジアップを捉えて右翼へ適時打を放った。さらに二盗を決めて、今季13個目の盗塁をマークした。 ユニフォームが破れてしまうほどの激走を見せるなど、まさにグラウンドを縦横無尽に暴れ回った。得点圏打率も5月は「.462」と高い数字を誇っている。開幕直後は得点圏打率.053(19打数1安打)と低迷していたのが嘘のように勝負強さを発揮している。 これには、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』もXで「シーズン序盤にショウヘイ・オオタニがRISP(得点圏打率)に苦しんでいた話を覚えているだろうか?」と、大谷のチャンスでの変貌ぶりを驚いた様子で伝えている。 また、同じくドジャース専門メディアの『Dodger Blue』も「ショウヘイ・オオタニ、2024年のMVP?」と、早くも3度目のMVPを獲得するのではないかという声まで聞こえてきている。 無理もない。この日で打率は.356にまで上昇し、両リーグで堂々のトップを維持している。本塁打もリーグ2位の13本を放っており、盗塁数は「13」となり、メジャー通算99盗塁となった。これで青木宣親(現ヤクルト)を抜いて日本選手歴代3位に躍り出た。 チームは大谷の活躍で追い上げを見せたものの、7回、ジョク・ピダーソンに浴びた3ランが響いて連勝は「4」でストップした。それでも、背番号「17」がいる限り再び連勝街道を突き進むに違いない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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