刃牙と十鬼蛇王馬が激突!Netflix映画『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』制作決定
監督はアニメ「範馬刃牙」の平野俊貴、脚本はイシノアツオ、制作はトムス・エンタテインメントが担当し、サンドロビッチ・ヤバ子も原案協力に名を連ねる。(編集部・入倉功一)
Netflix映画『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』6月6日(木)より世界独占配信
『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』出版社担当のコメント
・小林翔(小学館「ケンガンアシュラ」担当編集)
開始(はじまり)は10年前ーー 『ケンガンアシュラ』単行本の推薦コメントを刃牙シリーズの板垣先生に依頼した数日後、「オレオレ、板垣。今からマンガ持って来れる?」と電話を頂いた時でした。 事務所でお会いした板垣先生と、マンガ制作や格闘技のことなど深夜から空が白むまで語り合わせていただいた日は今も忘れません。 時は流れーーあの時、先生に推薦いただいた『ケンガンアシュラ』は世界中に多くのファンができるほど大きくなりました。 だからこそ恩返しとして……拳で挑ませていだきます!! 「アンタも闘るのかい?」 範馬刃牙の強さは知っていますが、うちの十鬼蛇王馬(トキタオウマ)や拳願会の闘技者が負ける姿も想像できません。 これはNetflixの場を借りた秋田書店と小学館の代理戦争です。 地下闘技場の戦士たちの胸を借りるつもりで、ブッ倒しにいきます!
・横井佑来(秋田書店宣伝部「範馬刃牙」担当)
『ケンガンアシュラ』は連載開始時から「『裏サンデー』ですごい作品が始まった!」と1話目から連載を追いかけていました。小林さんの仰る帯コメントについては、当時私は担当だったにもかかわらず板垣先生がコメントを寄せることなど露知らず、先生からコメント文面を聞かされてはじめて、初のコラボが実現することを意識しました。互いの作品は数々の共通点があるものの、作品世界が交錯することはこの帯コメント以外ありませんでした。
しかし2021年、刃牙の連載30周年を記念したトリビュート漫画として、その作品世界が初めて交わることになったのです。サンドロビッチ・ヤバ子先生の深い「刃牙」ワールドへの造詣、だろめおん先生の「刃牙」シリーズに勝るとも劣らない格闘描写。お二人のお力のおかげで、2作品の橋渡しが現実的なものになったと言っても過言ではありません。