無敗王者レバークーゼンを最後に破った男、ボーフム浅野拓磨が直接対決前に練習復帰
FW浅野拓磨が所属するボーフムは12日のブンデスリーガ第33節でレバークーゼンと対戦。9日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦で欧州公式戦無敗記録を49に更新したブンデス王者と相まみえる。 【写真】レバークーゼン戦を前に浅野拓磨が練習復帰 49試合無敗を続けるレバークーゼンが、最後に黒星をつけられたのは2023年5月27日。その相手がボーフムだった。すでにブンデスリーガ初制覇が決定しているレバークーゼンはELとDFBポカール(ドイツ国内杯)制覇の3冠を目指すとともに、今シーズン完全無敗も狙っている。王者にとって直近のボーフム戦も負けられない戦いになる。 ボーフムには日本代表FW浅野が所属。レバークーゼンから勝利を手にした昨年の試合で、浅野は1ゴール1アシストを記録していた。無敗記録を続ける王者を相手に活躍を期待されているが、5日の前節ウニオン・ベルリン戦はメンバー外。ハイコ・ブッチャー監督は会見で浅野が筋肉系の問題で今季初の負傷欠場となったことを明言。「中途半端な状態で続けることは無意味。最後の2試合を100%のフィットネスで迎えるために練習から外した」と伝えていた。 次節にレバークーゼン戦を控えたなかで、浅野の出場可否はいまだ不明。しかし8日、クラブ公式SNSでは現在の様子をうかがえる練習風景の画像が投稿された。ミニゲームを行う選手たちのなかに、ピントこそ合っていないが、浅野の姿があった。指揮官が「中途半端は無意味」と前回不参加にしていたことからも、今回の参加は大きな意味を持つ。次節レバークーゼン戦で復帰する可能性は低くないのかもしれない。