「パラダイム Aiスモーク MAX D」をプロが試打! ロフト角の違いで弾道はどう変わったのか? 【ガチ試打計測・動画あり】
次に、ロフト9度を同じくHS46~47m/sで打ってつかまり具合をチェック。 癸生川のインプレションは「構えたときに見た目の印象は、10.5度に比べでフェースは真っすぐに見えますね。打った感じとしては、球の高さとかスピン量が別物に感じる。つかまり具合も球の高さも、ロフトが1.5度違うとこれほど違うのかと驚きます」 小島プロのデータ分析は。「右に1.8度打ち出して3.9度左に戻ってくるという、軽い綺麗なドローボールになっています。ロフト角は球の高さだけじゃなくて、球のつかまり具合も違ってくるということですよね」。
一般男性アマチュア並みのヘッドスピード帯(HS40m/s前後)
次にヘッドスピードを落として、一般男性アマチュアのヘッドスピードである40m/s前後で試打を敢行。先ほど同様にまずは10.5度から。得られたデータとしては、打ち出し方向が0.6度左で、スピンアクシスが15.9度左、ターゲットに対して17.2ヤード左に飛んだというもの。この弾道に対して、小島プロは「GCクワッドでみるとインパクトのフェース・トウ・パスが1.1度とわずかに閉じているけれど、これでここまでつかまるというのは、つかまり具合としてはかなり良いクラブだと思いますね」というものだった。 次にロフト9度で打ってみると、癸生川プロは「10.5度とはまったく違う、打った感じはロースピンで飛んで、球がライナー性の強い球が出ますね。スピン量って、1722rpmまで落ちるんだ」と驚く。 小島プロのデータ分析は「ダイナミックロフトという実際にクラブがボールに当たった時のロフトが18.3度で、これ自体は普通の数値なんですけど、ただ、このヘッドスピードでは球が浮かない。だから普段からクラブが寝てきてインパクトでロフトがつくような打ち方をしている人には9度でもいいと思う。とはいえ、このくらいのインパクト条件をするプレーヤーだと、ちょっと球が上がらないなと言う感じはする。まあまあ打ち手を選ぶというか、10.5度と9度の違いは大きいなというのは、データでも出ていますね」。
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