巨人・菅野智之、海外FA権行使の申請書提出「今は(詳細は)話せない」 メッツ、パドレスなどが候補か
米大リーグ移籍を目指す巨人・菅野智之投手(35)が7日、海外フリーエージェント(FA)権を行使する申請書類を球団に提出したと明かした。川崎市のジャイアンツ球場を訪れ「昨日(6日)出しました。今は(詳細は)話せない」と語った。 【写真】菅野智之に謝罪し、ペシっと頭をたたかれる浅野翔吾 今後は14日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、15日から交渉可能になる。すでにドジャースのベッツやレンジャーズのデグロムらを顧客に持つ大手代理人事務所のVCスポーツと契約しており、12月には渡米を予定している。 今季15勝3敗、防御率1・67で最多勝、最高勝率のタイトルを獲得して4年ぶりのリーグ優勝に貢献。10月4日に米スポーツ専門局ESPNでメジャー挑戦の意向を報じられ、5日に「球団には自分の意向を伝えさせてもらった」と意思を表明していた。現地報道ではメッツ、パドレスなどが移籍先候補として挙げられている。米テキサス州で行われている米大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議では6日(日本時間7日)に、パドレスのプレラーGMが「菅野の活躍を長年見てきた」と言及した。 2020年オフにもポスティングシステムを利用して移籍を目指した際は契約合意に至らず残留したが、長年の夢に再挑戦する。