グラビアアイドルながら恋愛経験ゼロ、老後は推しを愛でたい、男性との接触はグロくて無理…「恋愛」をしない20代女性たちのホンネ「親に孫の顔は見せてあげたいけれど…」
ニッポンの2024年問題とは?#5
恋愛経験のない20代女性が年々増加傾向にある。今回は「恋愛に興味はあるけどできない」というタレント・のののんさん(25歳)と、「三次元男性を好きになれない」というオタクなバリキャリ女子(26歳)に話を聞いた。 【画像】恋愛経験なしのタレント、のののんさんの水着姿
恋愛しない女性たち、なぜ?
株式会社リクルートが発表した「恋愛・結婚調査2023」によると、交際経験のない20代未婚女性の割合は29.8%にものぼり、過去調査と比較して増加傾向にあることが明らかになった。 マッチングアプリやSNSの台頭で、昔よりも出会いの場は増えているはず。それなのになぜ、令和の女性は恋愛をしないのか? 今回インタビューに協力してくれたのは、今まで一度も彼氏ができたことがないというタレントの、のののんさん。学生時代は、清く正しい“お嬢様学校”に通っていたという彼女。若い男性に対して免疫がないのは「当時の環境のせい」と語る。 「中学校と高校は、男子と遊んだりすることをあまりよく思わような、厳しい校風の女子高に通っていました。出会いを期待できそうな文化祭も親族だけに渡せるチケット制だったので、同世代の男子と顔を合わせる機会はほとんどなく。そんな環境で思春期を過ごしたせいか、今でも男の子と話すときは緊張して気を使い過ぎてしまうのですごく疲れます。 でもそれは私だけの問題じゃなくて、同じ学校に通っていた友達のほとんどが、私と同じくいまだに交際経験ゼロ。だから余計に『私だけじゃない』って安心してしまっている部分はあるのかも」
三次元男性はお断り
一方で、好きになれる男性が“三次元に存在しない”というケースもあるらしい。大手広告代理店の企画・営業としてバリバリ働く竹内真由さん(26歳・仮名)は、いわゆる「2.5次元俳優」の追っかけに人生を捧げるオタク女子だ。 「小学生のころ、同じクラスの男の子にスカートめくりをされて以来、男性に嫌悪感を抱くようになりました。でも、ある日動画サイトで見つけた『ミュージカル テニスの王子様』をきっかけに、2.5次元俳優を好きになりまして。 『テニミュ』を通じて、人生で初めて男性に対して“カッコいい”という感情が芽生えたのですが、残念ながらその気持ちが三次元男性に向けられることはありませんでした」(竹内さん) 平日は当たり前のように10時間以上働き、休日は舞台観劇や“推し”のイベント、オタク友達との飲み会をはしごする日々。竹内さんは、今の生活について「恋愛が入り込む余地はない」とバッサリ切り捨てる。 「出会い探しや、デートに時間を使っている余裕はないですね。結婚願望もないですし、焦りも感じません。でも、こういうことを飲み屋で知り合ったおじさんとかに話すと『そのうち寂しくなるぞ』などとなじられ、謎の説教タイムが始まることがあります。そのたびに、恋愛や結婚をしたくない女性への風当たりは、まだまだ強いんだなと感じます。 それでも私がブレないのは、うちの会社に独身貴族を謳歌している素敵な先輩女性がたくさんいるからなんですよね。結婚や出産でキャリアが閉ざされてしまったり、家事に非協力的な夫に毎日イライラするくらいだったら、誰に何を言われようと、私は私の思うままに暮らしたいです」
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