大人になった今だからわかる!子どもの頃「親にしてもらってよかったこと」。経験、考え方…子育ての参考にも
大人になっても恥をかかない「礼儀やマナーを身につけさせてくれた」
食事をはじめとする日常生活において、さまざまな礼儀やマナーが存在します。しかし学校ではあまり教えてもらえず、各家庭のしつけや教育方針によって、マナーが身についているかどうかの差が出てしまいます。子どもの頃はその重要性に気が付かなくても、大人になって分かることが多いようです。 「箸の持ち方。しっかり教えてもらえたのは、本当に良かったと思う」(43歳男性/その他)※他多数 「食事のマナーに厳しかったので大人になって恥をかくことなく過ごせていて感謝している」(35歳女性/総務・人事・事務) 「挨拶は会釈だけでもいいからきちんとするように母親から厳しく教えられた。今もそれが生かされています」(52歳男性/その他) 「靴を並べる習慣は今となってはよかった」(37歳女性/その他) 特に多かった意見は箸の持ち方をはじめとする“食事のマナー”。知らない、できないと大人になって恥ずかしい思いをすることも少なくありません。やはり子どものうちから身に着けておくと、大人になって苦労することがないように感じます。
旅行やレジャーなど「いろいろなところに連れて行ってくれた、経験させてくれた」
子どもが大きくなるのはあっという間。子どもたちが親と一緒に喜んで旅行や遊びをしてくれる期間は、案外短いものです。特に思春期になると「親と一緒なんてウザい」なんて言い出しかねません。しかし大人になって振り返ってみると、子どもの頃の親との想い出が強く心に残るものなのです。 「いろいろな県に連れて行ってもらって、さまざまな体験をしたので、旅行の際にどのような遊び場があるか把握できる」(22歳男性/技術職) 「GWには近場で行けるところに日帰りか1泊の旅行に連れていってもらったり、週末等ちょっとした時間で夏場はプールに、冬場はスケートに連れていってくれた」(43歳女性/その他) 「夏休みや冬休みなどはあちこち旅行に連れて行ってもらった。自分が大人になってからは旅費や同行者の問題などなかなか行けないので、ありがたかったと思う」(53歳女性/金融関係) 「家族での旅行は子どもの頃はそこまで嬉しくなかったが、大人になってみると、どれも歴史のある場所に連れて行ってもらっていた事に気づいた。大河ドラマなどを楽しめる年齢になると、あの時の親が経験させてくれたことは本当に良かったと思う」(44歳女性/主婦) 今回「子どもの頃はうれしくなかった」「子どもの頃は分からなかった」といった旅行やレジャーの話がちらほらありました。素直に喜んでもらえないのは親にとって複雑ですが、大人になってその良さがわかることもあるとしたら、親も連れて行った甲斐があるというもの。とはいえそこまで見越してプランを立てるのは、なかなか高レベルです。