【ラグビー】男子15人制トレーニングスコッド合宿に最多選出。トヨタ5戦士、それぞれの声。
2月6、7日の2日間、福岡のJAPAN BASEで実施された男子15人制トレーニングスコッド福岡合宿。クロスボーダーマッチに出場するリーグワン上位4チームの選手を除いた34名が参加。トヨタヴェルブリッツからは7人が選ばれ、5名が参加した(SH福田健太、CTBシオサイア・フィフィタは不参加)。 2019年W杯で日本代表FBとして開幕のロシア戦に出場したウィリアム・トゥポウはFLでの招集。 「合宿に呼ばれて自分が一番驚きました」 エディー・ジョーンズHCとはトゥポウの高校生時代、ブリスベンでジョーンズ氏がレッズのコーチをしていた頃からの知り合いで、再会して昔話に花が咲いた。 「彼は当時、ブリスベンにいる選手なら誰もが教わりたいと願っていた存在でした」
2019年W杯の後、ジェイミー・ジョセフ前HCと話し合い、家族を優先したいと代表活動から退いたが「素晴らしいコーチの下でラグビーができるのは選手として素晴らしいこと。自分に出来ることがあれば貢献したい」と今回の参加を決めた。 トヨタでも今季からFL専任に。代表合宿にFWとBKのポジションで選ばれる前例のないケースだが「リーグ出身なのでもともとタックルは強み。まだ学んでいる最中ですが、どんなことも前向きに受け止めている」と意欲を見せた。 CTBチャーリー・ローレンスは、今年の6月で日本居住6年。代表資格のエリジビリティをクリアしての招集だ。父はイングランド、母はフィリピン出身。本人は父の勤務地だった香港で生まれ、4か国の代表資格があるが「初めて日本に来て神戸でプレーしていた頃から、日本代表を目指していました。やっとチャンスが来た」と喜んだ。 高校時代はNZで過ごし、ハミルトンボーイズ高のセブンズで活躍。NZセブンズでもプレーしていたが15人制を優先、神戸製鋼からの誘いを受け来日。’22年度からトヨタでプレーしている。