「嫌な顔もされた。でも…」藤田譲瑠チマが最後のMTGで吐露。目標は明確「もっと成長した姿で、W杯や5大リーグで」【パリ五輪】
「隣の選手に負けないようにみんなが活躍して、また日本サッカー界を盛り上げて頑張っていきましょう」
U-23日本代表は、1968年のメキシコ五輪以来、56年ぶりのメダル獲得を目ざしてパリ五輪に臨んだ。しかし、現地時間8月2日に開催された準々決勝で、スペインに0-3で完敗。大国に厳しい現実を突き付けられ、夢は潰えた。 【画像】まさかのゴール取り消し!「細谷の1ミリ」と評されたオフサイド 多くの人々が悲しみに暮れるなか、日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネルが、U-23日本代表に密着した「Team Cam」の最新回を公開。敗戦後に宿舎で行なわれた最後のミーティングの様子を公開しており、キャプテンの藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)は選手を代表して、次のように語っている。 「本当にそれぞれが悔しい思いをしたと思うし、自分自身はこのチームのために何ができたか分からないけど、みんなと戦えて本当に良かったし、誇りに思う。(自分は)本当にずっとうるさかったけど、それにまあ...嫌な顔とかもされたし、でもそうやって毎試合、毎試合語り合ってここまで来られたと思う。でも全然自分は満足してなくて、まだできたと思う。 もっとみんなが成長した姿でワードカップや、プレミアリーグ、スペイン、ブンデスだったりの5大リーグで、もっと上のリーグで会って、相手として戦って、また日本代表として戦って、こういう素晴らしい経験をまたできたら嬉しい。まずはチームに帰って、それぞれがライバルとしてお互いを高め合って、隣の選手に負けないようにみんなが活躍して、また日本サッカー界を盛り上げて頑張っていきましょう」 U-23をもって、世代別代表の活動は終了。次のステップはA代表、そして――イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスからなる、欧州5大リーグを指標としたクラブでの戦いにある。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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