福岡県議団がアフリカ・中東に6泊9日 急きょ視察の理由は 海外視察の成果?を直撃 県議「ちょっと疲れとるけん…」
専門家は「十数人というのは多すぎる」
今回の海外視察を、地方自治の専門家はどう見ているのか。 名城大学・昇秀樹教授: 議員の海外出張そのものは否定するものではないが、十数人というのは多すぎると思う。予算の根拠なしに行ってしまうというのは、そもそも議会というのはその予算制度から生まれているのに、議会自らそれを無視する、軽視するというのは極めて不適当 予算の問題に加えて、名城大学の昇教授が指摘したのは「ドバイでの3日間の位置づけ」で、「ドバイでどう過ごすのか、何を学ぶのかを視察前に明らかにしたうえで、帰国後に改めて県民に成果を報告するのが当然の手続き」と話す。 また、福岡県の服部誠太郎知事は4月23日の会見で「出張の成果を公表することが必要」という考えを示した。 いずれにせよコストに見合った視察、そして県民への透明性のある説明は、今後欠かせない。 (テレビ西日本)
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