【マネーセンスの磨き方】公務員・月収20万円。30代独身女性は何にいくら使ってる?
マネーセンスを高める第一歩は、自分の“使えるお金”と“使ったお金”の管理から。お金の好循環はやはり支出の把握から生まれていた! 独身女性のリアルマネー整理法とは? 何にどのくらい使っているの? 収支との向き合い方に迫ります。 【画像】BAILA世代女性のリアル資産
【シングル R.Kさんの場合】家計簿つき手帳を使って、手書きで支出をチェック➡変動が見える化され収支バランスを意識
■基本データ 年齢…30歳 職業…公務員 世帯年収(額面)…450万円 世帯月収(手取り)…20万円(諸手当除く) ボーナス(額面)…年間で80万~100万円
■月の支出 【固定費】 家賃…8万円 奨学金返済…1万円 通信費…5000円 水道…3000円 ガス…4000円 電気…4000円 家賃が手取りの約4割を占めるので、それ以外の固定費はなるべくコンパクトに。毎月の大きな支出である家賃は、メインで使っているSAISONカード払いで効率よくポイントを貯めるのに一役買っている。 【食費・交際費】 [食費] 内食…2万円 外食…1万円 [交際費] 友人と…1万~2万円 交際費はR.Kさんにとって“使う”項目。友人との外食ではPayPayで会計や割り勘をすることが多い。交際費以外はできるだけお得なタイミングで。セールより前に買い物をしてしまうと損をした気分になってしまうほど。 【その他】 ファッション費…1万~2万円 美容・コスメ費…1万~2万円 雑費(日用品)…5000円 美容費もR.Kさんの“使う”項目。化粧品やボディケア用品、ヘアケアグッズは毎日使うものだからこそ惜しまずよいものを選びたい。多くの買い物がクレジットカード決済。SAISONカードとルミネカードの2枚を活用。
■給与振込口座で生活費と貯蓄を一元管理。予算内で豊かに暮らす 書くことが好きで、家計簿つき手帳を使い支出を管理しているR.Kさん。「日々書き入れることで、自分の収支の変動、また出費内の変動と向き合えるのがメリットです。自分が何にお金を使っているのか、自分は何にお金をかけたいのかを把握することで、自分の“使う”“使わない”の線引きが明確になりました。ここにはお金を使うと決めているのが、家族や友人との食事や旅行。コスメやボディケア用品などの美容アイテムも、自分への投資だと思ってケチらず、質の高いものを選んでいます。逆に、それ以外は強く必要性を感じない限りあまりお金を使わないですね」 資産は、給与振込口座で一元管理。「財形貯蓄を利用していたこともありましたが、利率が低いことや突発的な出費にすぐ対応できるように自由度の高い銀行口座に一元化しました。毎月、手帳で先のスケジュールを確認して、あらかじめその月に使う予算額を設定。その範囲を超えないように心がけて、手取りの3割を貯蓄に回すことを意識しています。お金はなくてはならないけれど、持っているなかで豊かに暮らしたい。家計簿をつけることで、自分が生活していく上での収支の変動幅を把握でき、予算内でバランス調節できるように。今後も極めていきたいです」 マネーライフの満足度 70% ■今後は資産運用を勉強してお金を育てる方向へシフトしたい 余剰資金も含めて今は銀行口座の一カ所に全資産を置いているので、30代では資産運用を学んで、自分に合った方法で将来はお金を増やしていきたい。