<わたしたちと音楽 Vol.49>miwaが語る、自分が選んだ道を納得して歩んでいくこと
【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】(WIM)の日本版実施に伴い展開されている、独自の観点から“音楽業界における女性”にフォーカスしたインタビュー連載『わたしたちと音楽』。Vol.49となる今回は、シンガーソングライターのmiwaが登場した。 高校時代に音楽活動を開始し、来年活動15周年を迎える彼女。デビューした頃と現在では大きく価値観が異なり、大事にしたいものや時間の使い方も違うと述べると、「住む国も変わってしまうくらい、19歳のときの想像を大きく上回って変化しています。だからこそ、固執したり執着しないことが大事なんじゃないかな。自分のやりたいようにうまく運ばない瞬間もあると思うんですが、それも受け入れてみると、強さが生まれるんだと思います」と明かした。 そんな中で、デビュー当時から変わっていないのは、挑戦し続けていることだと言うと、「常に良くなり続けて、常に輝きを増し続けられるような。少しずつそうやって成長を遂げられるアーティストでいたいです」と語った。 最後に、「女性の生き方はすごく変化や選択肢が多くて、どの道を選ぶのもその人次第だと思うのですが、年齢的なこととか、常識的なこととかで、いろいろ言われがちな場面もあるかもしれません。でもそれぞれ自分の選択を信じて、自分らしく生きていくことが、生まれてきて本当に良かったなって思える瞬間だと思います。自分の選択に自信を持って、 周りの人と比べず年齢や常識にとらわれず、自分らしく、自分の選択を信じて一緒に生きて行きましょう」と女性たちへにメッセージを送った。 インタビュー全文は特集ページより確認できる。ビルボード・ジャパンのSpotifyとYouTubeでは、このインタビューがポッドキャストとして配信中だ。また、【ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージック】の特設サイトでは、これまでのインタビューやプレイリストなどをまとめて見ることができる。 2007年からアメリカで開催されている【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】は、音楽業界に貢献した女性を表彰するアワードで、2023年版は3月に実施された。日本では、インタビューやライブ、トークイベントといった複数のコンテンツから成るプロジェクトとして2022年秋にローンチした。