ニュージーランド、ケインの代表最終戦でイタリアに勝利 ラグビー
【AFP=時事】ラグビーテストマッチが23日、イタリア・トリノのアリアンツ・スタジアムで行われ、ニュージーランドは29-11でイタリアを退け、この試合を最後に代表を引退するサム・ケインは有終の美を飾った。 【写真】オールブラックスでのラストマッチを戦うケイン ニュージーランドはキャム・ロイガード、ウィル・ジョーダン、マーク・テレア、ボーデン・バレットがトライを決めると、バレットが残りの得点をキックで挙げ、イタリア戦18連勝を飾った。ジョーダンはこのトライで代表戦38トライに達し、チームのレジェンドであるジョナ・ロムーの記録を上回った。 2015年W杯イングランド大会の優勝メンバーでもあるケインは、104キャップで代表キャリアを締めくくり、TJ・ペレナラも後半途中からの出場でオールブラックス(ニュージーランド代表の愛称)での最後の試合を戦った。ジョーダンは「特別な2人だ。チームの中でも大きな存在だった。ケインは本物の戦士で、常に体を張り、黒いジャージーに全てをささげていた」と語った。 対するイタリアも、大敗が予想されていた中、4万人以上のファンの前で奮闘。トンマーゾ・メノンチェッロが終盤にトライを決め、パオロ・ガルビシはキックから6点を挙げた。 ゲームキャプテンを務めたフアン・イグナシオ・ブレックスは、「自分たちのパフォーマンスをとても誇りに思う」「シックスネーションズに向けた土台にすべき試合になった」と話した。【翻訳編集】 AFPBB News