「グラディエーターII」を押井守や小林直己が絶賛、ヤマザキマリはキャラ描き下ろし
全国で上映中の映画「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」を押井守、小林直己(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS)、ヤマザキマリらが鑑賞。本作をたたえるコメントが公開された。 【画像】「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリが描き下ろした「グラディエーターII」特別イラスト リドリー・スコットが監督を務めた本作は、暴君の圧政で自由を奪われ妻を殺されたルシアスが剣闘士(グラディエーター)になり、コロセウムでの闘いに身を投じる物語。ポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセン、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーらがキャストに名を連ねる。 先に解禁された北野武のコメントに続き、このたび新たに絶賛の声が寄せられた。「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」などで知られる押井は「喉が渇いたよね(笑)。これはいい映画という意味。私だけでなく、多くの人がそうだろうけど、いい映画を観たときは喉が渇くものなんです。クオリティはさすがリドリー・スコットですよ」と敬意を表し、「コスチュームや美術を含めて絵作りはさすがとしか言いようがない。本当に大したもんです。セットとデジタルの使い方も相変わらず上手だし、見応えたっぷりであることは間違いないよ。2時間28分、全然飽きなかったから」ともつづっている。 スコット製作の映画「アースクエイクバード」に出演したことのある小林は「『今、こんな映画が作れるんだ』と感動しました。自宅やスマホで映画を観る選択肢もある中、この『グラディエーターII』は『今週の日曜日は映画館に行って、冒頭からエンドロールまでをスクリーンでじっくり観よう』って思える作品ですね」と推薦。「音楽や衣装、撮影テクニックなど含めて想像を超えてきたし、本当に『映画』というものを感じさせてくれる映画でした。前作を観ていなくても新鮮に楽しめるし、観ていたらより楽しめると思います」と熱く伝えた。 古代ローマの浴場を舞台とするマンガ「テルマエ・ロマエ」の作者であるヤマザキは「抜かりのない時代考証の行き届いた舞台、衣装、そして古代の息吹を蘇らせるキャストたちの迫真に迫る演技。実写で描かれる古代ローマでは史上最高水準ではないでしょうか。非情と不条理に満ちた世界を生き抜く強靭な魂の躍動に、こちらも勇気を分け与えられる気持ちになります」と称賛。主人公ルシアス、奴隷商人マクリヌス、帝国将軍アカシウス、さらに前作で登場していた少年ルシアスを特別に描き下ろした。 さらにアクション俳優のケイン・コスギによるコメント動画、柔道家の阿部一二三・阿部詩による対談映像がYouTubeで公開中だ。 (c)2024 PARAMOUNT PICTURES.