愛南町長選告示 新人2人立候補
任期満了に伴う愛南町長選が22日告示され、午後5時に立候補の届け出を締め切った。いずれも無所属新人の元町教育長の中村維伯氏(65)=同町柏崎=と前町議の石川秀夫氏(62)=同町御荘菊川=が立候補を届け出、27日の投開票に向けて選挙戦に入った。 中村氏は同町御荘平城の事務所近くの広場で第一声。集まった200人近い支援者を前に、子育て支援といった人口減少対策や次代につなぐ産業振興などを提言。「愛南町を元気にしていくことが私に課せられた使命。その使命を果たす立場にみなさんの力で押し上げてほしい」と呼びかけた。 同町御荘平城の事務所前で行われた石川氏の出陣式には支援者約50人が駆け付けた。「現町長の人を大事にする優しい政治を継承、発展させる。防災に強いまちづくりを進める」とし、住宅耐震化工事の無償化や公共インフラの高台移転などを公約に掲げた。支援者一人一人と握手を交わし、街宣車に乗り込んだ。 投票は27日午前7時~午後8時、町内51カ所(うち44カ所は午後6時か同7時まで)で実施し、午後9時15分から町役場で開票する。 期日前投票所は23~26日の午前8時半~午後8時に、町役場とDE・あ・い・21、御荘文化センター、一本松、西海両支所の5カ所に設ける。
愛媛新聞社