「いなくなればいい…」と思っていたモラハラ夫が、お正月に餅をのどに詰まらせた!?極限状態の妻の意外な行動は…
新卒で勤めた地方の会社で、若くして結婚した春香さん。しかし長男が産まれると同時に義実家で同居がスタート。田んぼの中の一軒家は、二世帯住宅とは名ばかりでプライバシーはありません。さらには徹底的な男尊女卑と嫁いびり、おまけに夫の夜遊びと浮気が何年も続き、疲弊していきます。 性欲解消と現実逃避のために「SNSでつながっている同級生の中から一番好みじゃないバツイチの彼」に頼んでセックスをしてもらうようになった春香さん。しかし当然、夫婦の問題は解決しません。 取材者プロフィール 春香さん(仮名):35歳、2児の母。 利光さん(仮名):40歳、身内が経営する建設会社社員。
「浮気なんて自分が嫌いになるだけ」
「浮気なんかして肉欲で発散してみたって、自分が嫌いになるだけですよ」と自嘲する春香さん。 「それでも切実に、その時間が必要なことが動物じみていて哀しかったですよ。行く前はそろそろ終わりにしなきゃと思うんです。でも終わると、これが人生で最後のセックスになってしまうと思うと言い出せなくて……。すみません、夫のことを責められないですよね」 つまりは夫も妻も外で遊んでいる、という構図になってしまいました。 そのようないびつな生活が数年続いた頃、どこにも行きつかないと思われた夫婦関係に、衝撃の事件が起こります。 「ここからはちょっと驚くような出来事で……すみません」となぜか謝ってくださる春香さん。伺ってみましょう。 「今年のお正月のことなんですが、夫は長男なので、義実家に親類が集まるのが常でした。当然、私は大晦日から下ごしらえでてんてこまい、元旦もお酒やお雑煮の用意で座る暇もありません。年配の、ろくに会ったこともない親類にお尻をなでられたりして、ほとほと嫌気がさしていました」
佐野 倫子