糸井嘉男氏 阪神2軍の新球場は最新鋭システム多数取り入れ「トラックマン、ホークアイ、ホントにうらやましい」
阪神は1日、尼崎市内で「ゼロカーボンベースボールパーク建設作業員激励式・及びメディア内覧会」を開催した。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男SAがヘルメット姿で建設中の工事現場をまわり、約200人の作業員を激励した。 【写真】ハイタッチの手が大きすぎるww 建設作業員を激励する糸井SA、岩田CA、藤川SA ◇ ◇ 今回、初めて新球場の工事現場を回らせてもらいました。1年後に完成すると想像するだけでワクワクしますよね! 僕は現役で19年プレーしましたが、一番の思い出はやっぱり野手に転向した時の、あの2軍での練習の日々なんです。投手をある意味“クビ”になったので、もうやるしかなかった。日本ハムでの若手時代は鎌ケ谷の2軍施設で手が血まみれになるまでバットを振りました。野球漬けじゃないと取り残される。そう思い、寝る暇もなく練習していた記憶があります。若いうちは練習しておいた方がいいですから。 新球場の施設は素晴らしいですね。室内練習場にはボールが自動で回収される打撃レーンがあると聞きました。レーンの数も増えて、いつでもトレーニングに打ち込める、最高の環境だと思います。トラックマン、ホークアイといった最新鋭のシステムも取り入れられたということで、ホントにうらやましい限りです。 新球場の方角、グラウンドの形状、仕様が甲子園と同じというのもいいですね。バッターボックスに立たせてもらいましたが、久々に浜風を感じました、背中に。僕、あの風はあんまり好きじゃないんです。左バッターは苦戦するんじゃないですかね(笑)。