一番すごいのは!? 日本代表、最新アシストランキング9位。まさにポストプレーの達人! CFなのにお膳立てもお手のもの
サッカー日本代表は、2018年に発足した森保一監督体制が7年目に突入している。この長期政権の中で、最も多くアシストを記録している選手は誰か。今回は、森保ジャパンのアシスト数をランキング形式で順位ごとに紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。アシスト数が並んだ場合は、出場試合数の多い順。
9位:大迫勇也(5アシスト) 生年月日:1990年5月18日 所属クラブ:ヴィッセル神戸 森保体制での日本代表出場試合数:24試合 大迫勇也は、森保一監督体制のサッカー日本代表で24試合に出場し、5アシストを記録した。 2013年にアルベルト・ザッケローニ監督体制でA代表デビューを果たしたストライカーは、2014年のFIFAワールドカップ(W杯)に出場した。この大会で2試合に先発したものの目立った活躍ができず、チームもグループステージで敗退。一時期代表から遠ざかったが、その後再び中心選手となっていった。 2018年W杯ではコロンビア代表戦で得点を挙げるなど活躍し、不動の地位を築いた。森保ジャパンでも絶対的なエースとして君臨し、AFCアジアカップ2019では準決勝のイラン代表戦で2得点を挙げて勝利に貢献。決勝のカタール代表戦でチームは敗れたものの、自身は1アシストを記録した。 大迫は森保体制で17得点を記録し、チームの得点源でありながら、戦術的にもチームの核となっていた。前線でボールを収める能力が高く、大迫のポストプレーから数多くのチャンスが生まれた。反対に、大迫の調子が良くないときはチーム全体が機能不全に陥るほど、第1次森保ジャパンには欠かせない存在だった。 しかし、カタールW杯のメンバーから大迫は外れた。森保監督は、ドイツ代表やスペイン代表といった強国との戦いで、ポゼッション重視のスタイルが難しいと判断したのか、ショートカウンター重視にシフトしたことで、大迫は招集されず、以降、日本代表に呼ばれていない。 それでも、大迫はヴィッセル神戸で見事な活躍を続けており、日本代表復帰の待望論は根強い。34歳という年齢が2026年のW杯に向けての懸念材料ではあるが、経験と能力においては日本屈指のストライカーであることは間違いない。
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