【速報】堀井学衆院議員 議員辞職の意向固め周辺に伝える 現在4期目
STVニュース北海道
公職選挙法違反の疑いで東京地検特捜部から強制捜査を受けている堀井学衆院議員が議員辞職する意向を関係者に伝えていたことが分かりました。 関係者によりますと、堀井衆院議員は議員を辞職する意向を固め、周囲に伝えたということです。
堀井衆院議員は、2022年ごろ選挙区内の複数の有権者の葬儀に自身の名義の香典を秘書に持参させるなどして違法な寄付をした疑いで、特捜部から公職選挙法違反の容疑で地元事務所などの家宅捜索を受けていました。 関係者への取材で、堀井議員が自らLINEで香典の金額や配布先などを秘書に指示していたとみられることがわかっていて、堀井衆院議員側は香典以外に枕花も違法に寄付していたとみられます。
堀井衆院議員は室蘭市出身の元スピードスケート選手で1944年のリレハンメルオリンピックでは銅メダルに輝きました。
その後2012年に衆議院議員選挙北海道9区から出馬し初当選。2021年の衆院選では比例復活し、4期目を務めていました。 堀井衆院議員はこの問題をうけ、7月18日に自民党を離党しています。
鈴木直道知事は、記者会見中に堀井衆院議員の辞職を知り、「辞職されることはいま知ったが、道民から選ばれて国会議員として活動してきたわけなので、辞職にあたっては有権者である国民・道民に対して、出処進退にかかる考えを話す、それが責任なのではと思う。疑いがかけられている点や今回辞職に至った点については説明をしっかりするべきだと思う。出処進退は政治家は自らが決めることだが、国民道民の負託を受けて国会議員として活動してきたわけですから、有権者に対して出処進退、辞職すること、政治家にとって最大の決断だと思う、そこに至った思いをしっかり話すことが必要だと思う」とコメントしました。