シナーがクレーコートシーズンを快調にスタート、前年覇者ルブレフは初戦敗退 [モンテカルロ・マスターズ/テニス]
シナーがクレーコートシーズンを快調にスタート、前年覇者ルブレフは初戦敗退 [モンテカルロ・マスターズ/テニス]
ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月7~14日/賞金総額664万2938ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのヤニク・シナー(イタリア)がセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-1 6-2で下して好スタートを切った。 ~ロレックス・モンテカルロ・マスターズで初戦を突破した第2シードのシナー選手~ 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、シナーはこの試合が今季のクレーコート初戦だった。シナーは1-0から3つのブレークポイントをセーブしてキープしたあと自分のサービスゲームで僅か5ポイントしか落とさず、合計5度ブレークに成功して1時間15分で快勝した。 今季の戦績を23勝1敗とした22歳のシナーは2週間前に終了したマイアミ(ATP1000/ハードコート)で今季3勝目を挙げて今大会を迎えており、連勝を「7」に伸ばした。 シナーは次のラウンドで、前日にボルナ・チョリッチ(クロアチア)を7-6(2) 6-1で破って勝ち上がったヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦する。 この日初戦に臨んだシナー以外の上位シード勢は第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が16強入りを決めたが、ディフェンディング・チャンピオンで第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)はアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)に4-6 4-6で敗れた。 そのほかの試合では第10シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第12シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第14シードのユーゴ・アンベール(フランス)、第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のロレンツォ・ソネゴ(イタリア)が3回戦に駒を進めたが、2回戦残り2試合は第2セット途中で雨により順延となった。
テニスマガジン編集部