鰐部太空海が準優11R1枠から逃げて押し切り有力

＜江戸川ボート：レディースVSルーキーズバトル＞◇4日目◇5日 　鰐部太空海（22＝愛知）が4日目7R2着で男子の得点率1位通過。男女合わせても得点率8・67は予選トップ通過で準優勝戦（男子）11Rは1枠だ。 　「4日目は2コースからまくりたかったので（調整で）欲張り過ぎました。水の（つかむ）量を多くしていったんですけど、ちょっと回らなくてターン回り甘かった」と調整のずれで予選最後は2着止まり。 　ただ駆る56号機は今節初戦から強力なエンジンパワーを誇る。「伸びている。足は合わせれば素晴らしい。出足、伸び、回り足◎です」と機力には太鼓判。 　同じ128期では飛田江己がすでに優勝を飾っているだけに、鰐部も十分、気合が入っている。「そろそろ優勝しなあかんな、って感じで来たんで。（優勝がまだなのは）自分の中では遅いな、って思っている。やはり途中でF2してから（リズムが）悪くなっちゃったんで。F2での遠回りで減速する感じになったのは痛かった。だから取り返していかないと」と今節にかける思いも強い。 　それだけにセミファイナル11Rは通過点。逃げてファイナル絶好枠を得て、初Vへの挑戦権を自らの手でつかみ取る。