「これからもっと盛り上げる」車いすテニス小田凱人が全仏OP初制覇 17歳で史上最年少世界1位も確定
◇テニス全仏オープン・車いすテニス男子シングルス決勝(日本時間10日、フランス・パリ) テニスの四大大会(全豪・全仏・ウィンブルドン・全米)の一つ全仏オープンは10日、車いすテニス男子シングルス決勝に17歳の小田凱人選手が登場。第1シードのアルフィー・ヒューエット選手(イギリス)をストレートで破り、初優勝を決めました。 小田選手にとってこれが四大大会シングルス初タイトル。全仏オープンの公式サイトによると、この勝利で世界ランキング1位になることが確定。2018年1月に20歳で1位となった対戦相手ヒューエット選手の記録を大幅に更新する、17歳35日の史上最年少記録となります。 優勝後には英語でインタビューに応えた後、日本語でコメント。「皆さん、今日はありがとうございました。テレビの前で観てもらえていると思うので、これをきっかけに車いすテニスを始めてみた方は絶対にこれからも応援してほしい。これから僕がもっともっと盛り上げてさらに大きいスポーツにしていきますし、これからもアルフィー(ヒューエット)選手とともに何度も決勝戦を戦うことになると思うので、そのバトルをぜひ見てほしい。ここに来ていただいたスポンサーの皆様、日本人の皆様のパワーで勝てました。また来年お会いしましょう」と話し、会場は温かい拍手が送られました。
