「滑って危ないかな」「地面がつるつる」愛媛県内は滝も凍る激寒の朝 ただピークは過ぎる【愛媛】
テレビ愛媛
ガラス彫刻のように無数に連なるつらら。昨夜からの寒波でつくりだされた幻想的な冬の景色です。ここは愛媛県東温市河之内の白猪の滝。凍てつくような寒さで、落差96メートルの滝は水音を残して冷たい空気に触れてその流れを止め、氷の彫刻のような姿を見せます。 現地の気温は午前10時で氷点下4℃ほど。東温市によると平野部で気温1ケタの冷え込みが5日ほど続くと凍るということで、10日は8割程が凍ったということです。 男性:「今年の冬一番(の寒さ)ということで来たんですけど、3日4日冷やいのが続いたらええようになるんですけど。」 四国地方の上空約1500メートルに、マイナス12℃以下の強い寒気が流れ込んだ影響で、県内は山地を中心に雪となりました。10日の朝9時現在久万高原町久万で20センチ、西予市宇和で1センチの積雪を観測し、大洲市でも朝早くから雪かきする姿が見られました。 雪かきしていた銀行員: 「雪積もっててお客さんとかも来られるので除雪をと思って、車とかバイクとかでも出るので滑って危ないかなと思います」 子供たちも足元に注意しながら登校していました。 児童: 「地面がつるつるで大変でした。地面を強くたたくように歩きました。雪合戦とかできそうで楽しみです」 児童: 「雪がいっぱい積もっててうれしかったです。滑りやすいところがあったけど、気を付けて歩きました」 警察によりますと、10日朝の積雪や路面の凍結で自転車や歩行者の転倒が相次ぎ、7人がけがをしています。 また積雪に伴う立往生などを警戒し、南予や東予の高速道路で9日夜から続いていた「予防的通行止め」は10日午後2時に全て解除されました。 また10日朝の県内は厳しい冷え込みとなり、久万高原町久万で氷点下8.3℃、鬼北町近永で氷点下3.4℃松山で氷点下1.9℃など13の地点で今シーズン最も寒くなりました。 内木敦也キャスター: 「今シーズン一番低い最低気温となった松山市現在の気温は、手元の温度計で1.3℃です。そしてこちらの通路この寒さで凍っています。」 松山市の中心部では、厚手のコートやマフラーなどの防寒対策をして、通学・通勤する人の姿が見られました。 男性: 「きょうが一番ですね。いつもニット被らないんですけど、頭冷たいのできょうはニットしています。」 女性: 「ちょっと布団から出られなかったです。こたつすぐつけて入りました。(寒さで)ピリピリする手足が。マフラー普段着けないんですけど着けてきました」 女性: 「寒いですね。きょうは職場でひざかけして、カイロも貼ってもうちょっと温かくして頑張りたいと思います」 松山地方気象台によりますと、雪や寒さのピークは過ぎたものの、11日も予想される最低気温は松山で1℃で、日中も7℃までしか上がらない見込みで、引き続き路面の凍結などに注意を呼びかけています。 #愛媛県 #東温市 #大洲市 #積雪 #立ち往生 #予防的通行止め #解除 #久万高原町 #鬼北町 #松山市 #路面凍結
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