ゼレンスキー氏、ダボス会議出席 新興国の支持獲得に奔走
【ダボス共同】ウクライナのゼレンスキー大統領が16日、スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席した。対ロシア圧力を強めるため、ロシアと一定の関係を保つグローバルサウス(新興・途上国)の国々の支持獲得に奔走。自ら提唱する和平案を話し合うサミットを開催できるかどうかが、外交攻勢の成否を分けそうだ。 ゼレンスキー氏の和平案「平和の公式」には、ロシア軍の即時全面撤退や領土の一体性回復が盛り込まれている。受け入れを拒否するロシアを孤立させようと、ウクライナが重視するのがグローバルサウスの国々だ。 ゼレンスキー氏はベトナム、ガーナ、ルワンダの首脳らと個別会談した。