リリー・フランキー、広瀬すずの父親役に決定「親子に見えたらよいですね」 8年ぶりにTBS金ドラ出演
俳優の広瀬すずが主演、松山ケンイチが共演する、2025年1月期のTBS系金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(毎週金曜 後10:00)にリリー・フランキーの出演が決定した。リリーの同局連続ドラマへの出演は2017年の金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』以来約8年ぶり2度目となる。 【写真】寄り添い…自然体な笑顔を見せる広瀬すず&リリー 本作は、浅見理都の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父が遺した手紙には“冤罪”の文字が…。事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。 広瀬とは2015年公開の映画『海街diary』以来、映画『バケモノの子』(2015年)、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(2019年)ほか、数々の作品で共演を重ねてきたリリー。過去に広瀬自身「お父さんみたい」と語るほど信頼し合う間柄の2人が、今回親子役を演じる。 そんなリリーが演じる父・春生は、男手一つで心麦を育ててきた元警察官の父親。元々は捜査一課の刑事だったが、心麦(広瀬)が幼い頃に妻を病気で亡くして以来、心麦となるべく一緒にいられるようにと交番に異動した。春生は心麦に“愛することは、信じること”と教えてくれた。そんな春生は心麦にとってなんでも話せる心の支えのような存在だ。 クリスマスイブの夜、春生と心麦はいつも通り屋台でラーメンを食べていた。その後、心麦はサークルの飲み会に顔を出し、帰りに春生の迎えを待っていた。しかし、春生はいつまで経っても現れない…。その夜、春生は殺された。早々に犯人として逮捕されたのは、春生が22年前に一家惨殺事件の犯人として逮捕した人物の一人息子だった。犯人が逮捕された後に春生が心麦に最後に遺した手紙が見つかり、そこには“冤罪”の文字が。春生は心麦に一体何を隠していたのか。最愛の父が最後に遺した手紙を信じ抜き、ひたむきに真実を追い求める心麦の姿に注目だ。 ■リリー・フランキー&広瀬すずコメント 【リリー・フランキー】山下春生役 (広瀬)すずさんとは、映画「海街diary」以来、7~8本くらい共演しているけれど、2人でセリフを掛け合うみたいなことはほぼなくて。今回、親子役をやらせてもらうということで期待をしていたら、早々に(自分が)死ぬらしくて…(苦笑)。すずさんは、影に何かを隠しているというか、子どもの時からミステリアスな感じがする人。ですが、僕もすずさんも意外と論理的なタイプではなくて、もっと動物的というか直感的。そういうところが似ているから、一緒のフレームに入ったときに親子に見えたらよいですね。 【広瀬すず】山下心麦役 リリーさんと9年くらい前に初めて共演させていただいて以降、多くご一緒させてもらっています。今までは一緒のシーンが少なかったのですが、今回は2回目の親子役ということで楽しみにしていました。ですが、もしかしたら今回も1シーンくらいしか一緒のシーンがないかもしれなくて…。でも大好きな先輩だからこそ、お父さんとしていてくれるリリーさんの存在を本当に心強く思います。