寒い日でも快適にアウトドアを楽しもう!「モンベルに聞く、防寒ウェアの基礎知識 vol.01」レイヤリングの基礎知識
だんだんと春らしくなってきましたが、外遊びするにはまだ寒い日も多いこの頃。 その寒さから身を守る手段のひとつが“レイヤリング”です。でも、どんな生地のものを着て、どんなウェアを選べばいいの? どのように重ねたら寒くない? と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。あまりに暖かいものを着たら活動をしていて汗をかいて寒くなってしまうこともあります。 【写真】防寒対策にもなる登山時のレイヤリング術を見る(全4枚) そんな皆様のために、株式会社モンベル広報担当・大塚孝頼氏に、防寒ウエアの基礎知識や選び方についてお聞きしました。
屋外の活動はレイヤリングが基本
屋外の活動ではウェアは重ね着をする〝レイヤリング〟が基本。 レイヤリングとは、雨や風、雪などから体を守る〝アウターレイヤー〟、保温性を確保しながらウェア内をドライに保つ〝ミドルレイヤー〟、汗を素早く吸収拡散して汗冷えを防ぐ〝ベースレイヤー〟の3層の重ね着をすることをいいます。 登山などのアウトドア活動で体を動かすと汗をかきます。その汗が気化して蒸発するときに熱が奪われることを気化熱といい、この作用によって体温が下がります。アウトドアにおいては熱が奪われると体温が下がってしまう危険があります。 そのため、屋外の活動では衣類の着脱で発汗をコントロールするのです。 「アウターレイヤーには防風性や、防水性を備えたウエアを選ぶといいですよ。中に衣類を着込むことを考えてサイズを選びましょう」と大塚さん。 モンベルで扱うストームクルーザー ジャケットは、縫製箇所を極限まで減らす独自のパターンと、しなやかな着心地を生み出すGORE® C-ニット™バッカーテクノロジーにより、かつてない着心地のよさを実現。季節を問わず野外活動に重宝します。
ミドルレイヤーは保温性が確保できるものを!
ミドルレイヤーは、主に保温性の確保が目的となりますが、気温や運動量などに応じて、汗をスムーズに透過させる通気性や速乾性も大切なポイント。 軽くて暖かいフリースジャケットや、防風性も備えるソフトシェルがおすすめです。 モンベルで扱うクリマエア ジャケットは、毛足の長いポリエステル繊維を編み込んだフリース素材のジャケットで、適度に体にフィットして熱気がこもりにくいため、中間着として高いパフォーマンスを発揮します。