階段でつまずく人は「前もも伸ばし」を!【ついでに3分ストレッチ#1】
ストレッチ時の注意点
ストレッチは正しい姿勢で行うことで、ピンポイントに筋肉を刺激することができます。間違いやすいNG例を2つ紹介します。 (1)後ろに立ちすぎはNG! 「壁から離れて立ちすぎると、上半身が倒れてしまい前ももに効きません! 足を持ち上げたときに、背中は真っ直ぐなまま、前に倒れないことをイメージして行いましょう」 (2)腰は開かない! 「足を引っ張るときに、同時に腰もひねって体ごと回転しないよう注意しましょう! 腰が開くと、前ももに効きませんし、体も横に向いてしまいます。顔は正面を向いたまま、真後ろに足を引っ張ることを意識しましょう」 実際に行うと、ギューッと前ももが伸びるのがイタキモチ良く、ハマりそう……! 両足終わる頃には、やる前よりも体もポカポカ。血行が良くなるのも感じられます。 壁でのストレッチに慣れてきたら、キッチンでシンクに手を添え、家事の合間にやるのもOK! これなら、なにかの「ついで」に続けられそう。 普段からストレッチを行うことで、ずっと自分の足で歩ける体づくりの第一歩にしていきましょう! 取材・文/本間友子
古賀 直樹
整体師・鍼灸師。「中野坂上治療院」代表、開院25周年。施術だけでなく、オンラインでストレッチの講師も務める。著書に『はたらく女子のオフィスで「カベ」ストレッチ』(雷鳥社)。著書は中国でも出版されている。
古賀 直樹