いすゞとUD、新東名の自動運転トラック実証 自動発着やインフラ協調などを検証
いすゞ自動車とUDトラックスは5日、いすゞの大型車「ギガ」ベースの車両を使い、自動運転トラックの実証に参画すると発表した。いすゞは2027年度にも自動運転「レベル4(特定条件下における完全自動運転)」の事業化を目指しており、栃木県の自社部品供給拠点から中部、関西圏への自動運転の実現を目指す。 衛星測位システム(GNSS)や車両の挙動を検知する慣性計測ユニット(IMU)、ミリ波レーダーやLiDAR(ライダー、レーザースキャナー)を車両に搭載し、自動発着やインフラ協調技術などを検証する。 いすゞは27年度、日本と北米を起点に、レベル4による自動運転事業を始める予定だ。26年度にはスタートアップ4社などと組み、国内での実証開始を予定している。