トレーニングする和田ら投手陣（撮影・栗木一考）

　◆ソフトバンク投手練習（25日、ペイペイドーム） 　ソフトバンクの和田が26日のウエスタン・広島戦（タマスタ筑後）で開幕前最後の調整登板に臨む。先発で60球程度を予定。「この1週間やってきたことを試合のマウンドで表現できると思う。いろいろと使っていない変化球もあるので、ようやくそこまで頭が回るところまできたので。明日のピッチングでしっかりそれができたらと思います」と話した。 ■小久保監督が〝指名〟した6人はこちら【予想開幕ローテ】 　4月2日のホーム開幕戦となるロッテ戦（ペイペイドーム）の先発に指名された左腕は調整ペースが上がらず、苦しんできた。19日の阪神戦（同）で5回4失点ながら手応えをつかみ「自分の中でも方向性が見えた中での一週間だったので、それをやって明日（26日）は前回よりいい投球ができるんじゃないかと思っています」と話した。 　阪神戦の前には倉野投手コーチ（チーフ）と話し合い、ホーム開幕戦の登板回避も検討されたという。和田は「少しずつ改善の方向に向かったのは自分にとっては良かった。それが向かわなければ自分から（登板を）やめようと思っていたぐらいだった。そういう話しも倉野さんともしていましたし、そこで方向性が見つかったので『行かせてください』と自分からお願いしました」と明かした。