亀梨和也“家治”、子供ができないことに悩む小芝風花“倫子”とすれ違う「子がおらねば幸せな家族が築けぬのか?」<大奥>
小芝風花が主演を務める木曜劇場「大奥」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第6話が、2月22日(木)に放送される。フジテレビ系「大奥」シリーズが、連続ドラマとしては約20年ぶりに復活。本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの戦いを描く。 【写真】すれ違う思いがつらい…小芝風花“倫子”の思いを聞いて切ない表情の亀梨和也“家治” ■女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋が切られる 時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびている。 そんな中、倫子(小芝)は第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸の裏にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた。 小芝、亀梨の他、倫子を誠心誠意支える付き人・お品役に西野七瀬、家治の側室・お知保役に森川葵、徳川将軍家の血を引く家治のいとこ・松平定信役に宮舘涼太が配役。 また、大奥の女性たちを束ねる重役・大奥総取締役である松島の局を演じる栗山千明、破竹の勢いで出世を果たした側用人・老中の田沼意次を演じる安田顕が物語を彩る。 ■「大奥」第6話あらすじ 第6話では―― 倫子(小芝風花)は、打ち掛けの裾を踏まれて倒れてしまったお知保(森川葵)に慌てて駆け寄る。倫子は女中たちをただすが、逆に家治(亀梨和也)の子を宿せぬことをやゆされてしまう。 身籠ってからは家治のお知保への御渡りはない、しょせんは腹を貸し出しただけとかばうお品(西野七瀬)を、倫子はたしなめる。騒ぎの中やって来た家治は、次第を聞き、松島(栗山千明)にしかるべき処分をするよう命じる。 倫子は、家治の御渡りはあるものの、一向に妊娠の気配がなく焦っていた。「そんなにお子が欲しいのですか」と問いかけるお品に、倫子は家治と家族を作り、愛する人の子を自分の手で育てたいと返す。 そんな倫子のために、お品はいつもの蔵で、倫子の食事について貞之助(小関裕太)に相談。しかし、相談を終えてそれぞれ蔵を出るお品と貞之助の姿を、朝霧(華耀きらり)に目撃されてしまう。 ほどなくして、お知保は家治の子供を出産。祝いを述べる倫子に、家治は子に会っていないと言う。そんな中でも、倫子はなぜ自分には子供ができないのかと悩んでいた。 その頃、療養中の宗武(陣内孝則)のそばには、心配そうに控える定信(宮舘涼太)がいた。そんな定信を近くに呼び寄せ、宗武は耳元で何かを告げる。 ――という物語が描かれる。 ■予告動画に反響続々「定信の復讐ってどういうこと!?」 公式ホームページなどで公開されている予告動画は、お知保が家治の子供を出産するシーンからスタート。お知保は「この子は私の子…!上様に愛された証なのです」と苦しそうながらも誇らしげな声で語っている。 そんな中、子供ができないことに悩む倫子は、家治に「この手で、上様の子を抱きしめたい…」と涙ながらに訴える。その言葉を聞いた家治は、「子がおらねば、わしとは幸せな家族が築けぬのか?」と少し悲しそうな声で答える。 一方、お品の禁断の恋の様子も。「このひとときが、一番幸せにございます」というお品の言葉と共に、キスをするお品と貞之助の姿が映し出される。その光景を物陰に隠れてひっそりと見ていた朝霧は、思わぬ出来事に目を泳がせて動揺する。 また、動画の最後には、病床の宗武が定信に「こんなところにいてはならぬ…必ず果たせ」と告げる映像が。「定信が復讐に燃える」という気になるテロップも映し出され、今後の展開が気になるものとなっている。 第6話放送を前に、SNS上では「家治様と倫子様のお子様も待ち望んでます!」「定信の復讐ってどういうこと!?」「定信様の鋭い目つき…」「お品、どうなっちゃうのかな」「6話もいろいろと波乱がありそう…」「毎週目が離せません」などの声が上がり、話題となっている。