侍ジャパン、劇的逆転勝利で今大会無傷の7連勝、国際試合26連勝 決勝進出に王手【プレミア12】
◇22日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」 2次リーグ 日本9―6ベネズエラ(東京ドーム) 大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」が、4チーム総当たりの2次リーグ2戦目でベネズエラに逆転勝利。今大会無傷の7連勝とし国際試合26連勝を記録した。 1回1死から小園が右中間への二塁打で出塁すると、続く辰己の左翼フェンス直撃の二塁打で1点を先制。森下が中前適時打で続いた。その後、2者連続四球で満塁の好機を迎えると、源田の遊ゴロ併殺崩れの間に三走・森下が3点目のホームを踏んだ。 逆転された直後の2点を追う6回には一挙6得点。坂倉のソロ本塁打と押し出し四球で同点にすると、続く牧の満塁本塁打で勝負を決めた。 投手陣は先発の才木が5イニングを2安打2失点の力投。3点リードの2回に2ランを喫したが、その後はわずか1安打に抑えて三塁を踏ませなかった。1点ビハインドで後を継いだ井上は6回の1イニングを3失点。ベネズエラ4番CE・ペレスに喫した2ランなどでリードを守れなかったが、逆転した後は鈴木昭、清水、藤平が無失点リレー。最後は大勢が締めくくった。 決勝進出を懸けて戦う23日の2次リーグ最終戦は1勝1敗の台湾が相手。1次リーグでは台湾に3―1で勝利している。日本は2次リーグ2勝0敗。いまだ3チームが2勝1敗で並ぶ可能性があるため、24日に行われる決勝進出は23日の結果次第となるが、米国がベネズエラに勝つか、日本が台湾に勝てば、決勝に進出する。
中日スポーツ