ファミリーマート、緑茶などPB飲料6品の容器を100%リサイクルペットボトルに切り替え 年間約2,900トンのプラスチック削減に
ファミリーマートは、プライベートブランドの「ファミマル にごりの旨み 緑茶 600ml」など6アイテムの容器を、使用済みペットボトルからリサイクルした再生PET樹脂を100%使用したリサイクルペットボトル(ボトルtoボトル)へ全国で2024年3月に切り替えが完了したと発表した。
ファミリーマートはこれまでリサイクルペットボトルの取り組みとして、2021年5月より順次「ファミマル 天然水シリーズ」の一部商品を再生PET樹脂を100%使用したリサイクルペットボトル(ボトルtoボトル)への切り替えを実施。
今回ファミマルシリーズの6アイテムを再生PET樹脂を100%使用したリサイクルペットボトルに切り替えたことで、石油から新規に製造されるペットボトルのプラスチック使用量は年間で約2,900トンの削減が見込まれるという。
また同社は、スイーツの「スフレ・プリン」や日用品のPB傘でも、バイオマスプラスチックを一部使用した環境配慮型容器包材へ3月より順次全国で切り替えるという。
これにより石油由来のプラスチック量は年間で約16トンの削減を見込むとしている。
同社は今後も、プラスチックの削減および環境配慮型素材の使用促進を進めていくとのことだ。
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