バイエルン女子GKマラ・グロースが悪性腫瘍と診断…治療のために長期離脱も「みんなの協力で克服し、完治できる」
バイエルン・ミュンヘンは、マラ・グロースが悪性腫瘍と診断されたことを発表した。 バイエルン女子チームの守護神としてプレーするグロース。12日の3-0で勝利した女子チャンピオンズリーグのヴォレレンガ・フォトバル・ディマー戦でもチームのゴールを守った同選手だが、この度悪性腫瘍と診断されて長期的な離脱を余儀なくされる。 バイエルンは16日に声明の中で「マラ・グロースが悪性腫瘍と診断された。23歳のバイエルン女子GKは最終検査の後、治療を受け、回復に専念し、しばらくの間離脱する。また、クラブとGKは2026年6月30日までの1年間の契約延長にも合意した」と伝えた。 グロースはクラブの公式ウェブサイトで「この病気は私が戦わなければならないと思ってもみなかった挑戦。でも、ここにいるみんなの協力でこれを克服して完治できると確信している。ミュンヘンにいる医師たちに託しているし、チームとクラブのサポートに絶対的な信頼を置いている」と語っていた。 また、バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長をはじめとしたクラブ首脳陣も「クラブとバイエルンファミリー全体がマラ・グロースをサポートする。私たちは治療プロセスの間、彼女と一緒だ。彼女はバイエルンを頼りにすることができる」などと支援を約束した。