モデルボクサー 年内タイトル挑戦の前に東京ガールズコレクション出演
モデルボクサー、高野人母美(協栄)が、3月24日に後楽園ホールで行われる、クラーブカーオ・ソー・タナチョー(タイ)との、プロ5戦目に向けての練習を公開。また、同時に3月1日に代々木第一体育館で開催される「東京ガールズコレクション2014」に、ゲストとしてモデル参加することが発表された。 モデルボクサー 計量で”セクシー”パフォーマンス
東京ガールズコレクション(東京GC)は、若者のファッションリーダー的役割を果たしている、国内有数のファッションショー。香里奈、ローラ、道端アンジェリカらの常連モデルに混じって、女子ボクサーとして初登場する高野も「たくさんの人に女子ボクシングを知ってもらう機会。いい経験になるし楽しみです」とテンションをアップさせた。 前日も、「ザ・ブラックセンス・フェスティバル」というファッションライブに呼ばれ、ランウエイでミット打ちを披露したという。東京GCでも、ボクシングパフォーマンスで魅せようと考えている。 ボクシングの方は、クラーブカーオ・ソー・タナチョー戦が初の6回戦。「リラックスして試合ができると思います。倒しにいきます」。協栄ジムの金平会長は、「この6回戦の内容がよければ、もう1試合6回戦を戦い、次に8回戦。そうなると世界ランキング入りしてくる。最初は、半分夢のように思っていたが、年内のタイトル戦も現実味を帯びてきた」と断言した。ターゲットは、東洋太平洋女子スーパーフライ級王者の川西友子(大阪帝拳)のベルトだ。 実は、美人モデルボクサーとして知名度は抜群で、WBA世界スーパーフライ級王者の藤岡奈穂子の陣営から対戦オファーがあったという。「ノンタイトルでもいいという話でしたが、まだランキングにも入っていないボクサー。丁重にお断りさせていただきました」(金平会長)というが、美人、モデルというキーワードだけがクローズアップされてきたボクサーが、その177センチの身長を生かしたボクシングスタイルで実力も兼ね備えてきた。