カーショーと「再契約の可能性はある」とドジャースGM MLB公式が「お互いに利益になる」と推す理由とは?
現地時間2月3日(日本時間4日)、MLB公式サイトは「ドジャース、スプリングトレーニングに向けてカーショウとの接触を継続中」と題して記事を配信。ドジャースとフリーエージェント(FA)となっているクレイトン・カーショーとの再契約の可能性を伝えた。 記事内ではドジャースGMのブランドン・ゴームズ氏が取材陣に語った内容を記載。通算210勝を誇るレジェンド左腕・カーショーとの再契約について問われると、「もちろん。我々はクレイトンと連絡を取り続け、再契約まで進展させるつもりだ」と語り、再契約に向けて左腕と接触を続けていることを明かした。 今オフのドジャースは大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノー、テオスカー・ヘルナンデスなどを獲得する異次元の大補強を行った。しかし、球団が誇るレジェンド左腕との再契約にも動いているようだ。 ゴームズGMの発言を受けて、MLB公式サイトは「ドジャースにとってカーショーを加えることは、非常に才能のある先発ローテーションに保険を増やすことになる」と記載。今オフに補強ポイントであった先発投手陣に山本やグラスノーなどを加えたドジャースだが、「ヤマモトはメジャーでの登板経験がなく、新しいボールや文化、大リーグの打者に適応しなければならない。グラスノーもまた、キャリアを通じてケガに悩まされることが多い」と、投手陣の不安点を指摘し、カーショーとの再契約が実現すれば、「お互いにとって利益になるだろう」と見解を示した。 また、米老舗誌『Sports Illustrated』も記事を配信し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がファンフェスタでカーショーについて語った内容を引用。「数日前にクレイトンとテキストで話した。今後も連絡を取り合うつもりだ」と現在も左腕と連絡を取っていることを明かし、「彼はずっとドジャースであってほしい。それが私たちの希望でもある」と残留を熱望していた。 今オフに“異次元の大補強”を行ったドジャースだが、輝かしい実績を誇るカーショーとの再契約が実現すれば、盤石の態勢が整うだろう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]