デーブ・スペクター 世間のテレビ批判に苦言「叩くのはおかしい」「疑問はちゃんと指摘していた」
テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが24日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」に生出演。兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事について触れ、テレビメディアへの批判が殺到している現状に苦言を呈した。 番組では冒頭から、兵庫県知事選についての特集を放送。斎藤氏がパワハラの疑いなどで告発されたことを受け、9月に県議会が知事の不信任決議案を提出し、全会一致で可決されたことに触れ、なぜ疑惑への結論が出ていないうちに不信任案を提出したかを疑問視しつつ、選挙戦が始まると報道が公選法や放送法の規制を受けてしまうとした。 これを受けてデーブは「まるでテレビがすべて鵜呑みにしたと。確かに報道の一日目はそういう感じあったけど、ただ、すぐに、この番組含めて自分も疑問視したり、色んな情報が集まったりしてたんですよ」と、世間のテレビ批判に反論。「斎藤知事も、もっと積極的にずっと反論していれば、ここまでいかなかったと思う」とした。 さらに「みんながテレビを叩くのはおかしいと思うのは、5つのネットワークがあるんですよ、NHKも含めて。みんなが全部をチェックしてるわけじゃないから」とも主張。「みんなちゃんと、疑問の所は指摘はしてましたよ、悪いけど」と言い切った。